Diary of A resourceful Doctor by Hans Henrik Holm |
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超音波医学の創始者たち
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About This Book “Diary of A Resourceful Doctor” is an autobiographical, informative, illustrated account of a life plagued by the author’s irresistible urge to produce technical inventions. The story covers the latter half of the last century (1940-2000) and provides an insight into hospital life humorously narrated through bizarre, light-hearted experiences linked to a dozen more or less successful inventions. |
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はじめに 本を書きたいというのは私の長年の夢でした。それも仲間うちに読ませるる退屈な専門書ではない本物の本。ふつうの人に読まれ、ギフトとして誰にも珍重され、批評家に絶賛され、そして多言語に翻訳される、そんな本を書きたいと思っていました。 人命について深遠な識見を有する医学作家としての自分を思い描いたのはほんの一瞬、それを著すにはいささか文学的素養が不足することに気づくにはそう時間はかかりませんでした。そこでさらに考えた末、私の生涯の仕事について、医者としてではなく発明家として考察をしてみることにしました。じきに知れるように、私の発明は成功とはほど遠いということもしばしばでした。自叙伝作家としての最初でおそらく最後のこの試みもどうなることか。その方面の創造的な能力も持ち合わせていませんし、八十歳に近づいてパーキンソン氏病に罹り、記憶力も衰えてきています。しかしながら、成功を期待させるものもなくはありません。ホルム家の先祖や我が少年時代、六十年ほどの学生、研究者、そして医者としての人生がきわめて愉快で魅惑的、ドラマチックでコミカルでさえあったということです。問題は、その愉快な暮らしをごた混ぜの記憶からうまく引き出して読者の興味を失わせずに語ることができるかということです。まー、それはおいおいわかること。 |
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What Research Fellows Are Saying: “It's a very nice and funny book that perfectly corresponds to the "image" I have of Prof. Holm.”. Luigi Solbiati, MD., General Hospital of Busto Arizio, Italy |
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“The end of 2012 saw a precious gift to the international ultrasound community. Dr. Christian Pallson Nolsøe, EFSUMB Past President, Denmark |
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本書では前世紀後半のデンマークの病院で起きたさまざまな出来事を医療関係者だけではなくふつうの人々にもわかるように書いてみました。三十章のうちの二十章は私の発明とそれにまつわる話です。ここで言ういわゆる「発明」とは犬の糞のギフト包装から胆石破砕機まで多岐にわたります。技術的に不成功に終わった発明もありますし、実際に医療技術の世界に画期的な業績を残したものもあります。本物の発明の多くは優秀な同僚や内外の協力者とともになされたものです。 誰が言ったかは思い出せませんが、忘却は神の恩寵だそうですね。馬鹿な行動や恨み辛みの類をそのままいつまでも思い出すとしたらちょっと耐えられない。確かに恩寵です。有難くはありますが、記憶すべき電話番号を覚えられないとか孫を相手にメモリーゲームができない言い訳を考えなくてはならないという不都合もあります。暗証番号を忘れるとか同僚や家族の名前を度忘れするとなるとちょっと面倒なことになります。健忘はしばしば傲慢とか冷淡と誤解されるのでやっかいです。自伝的な本を書こうという著者にとっては忘却は恵みなりというわけにはいきません。しかし幸いなことに、本書に書いた出来事はいずれも何度も何度も聞かされたことだから「忘却の恩恵」にあずかる心配はまったくないと愛妻Kirstenが確証してくれています。それに本を書くために準備しておいたメモやスケッチの数々が役に立ちました。 現存するものに問題を見出してこれを解決して改良改造して発展させるといういわば技術的発明に心惹かれるのはどうやら我が家の血筋らしく、これが私の人生を宿命的に支配してきたようです。少年期にその兆候があり、長じて医者として病院で仕事をするようになってから新たな展開をもたらしました。同様の性向の人にはわかってもらえると思いますが、これは性的衝動にも匹敵する抑えがたい欲求です。一目してお粗末なデザインとわかる道具や機器などあらゆるものに触発されるのです。安価な缶きりから高価なエックス線装置まで種々雑多が対象になります。 明らかにこれは問題ありとわかるとそのことで頭がいっぱいになって、家族、友人、仕事など他の一切はどこか遠くに追いやられてしまいます。熱に浮かされたようにうろうろ動き回り、あちこちに下絵や数字を走り書きして、心ここにあらず、車に轢かれたっておかしくない。「他に心を奪われていらっしゃるの?」とためらいがちに妻が問うたのを今でも思い出します。伏せ目がちにそうなんだと不面目を認めるしかありません。このとき彼女が嫉妬すべき相手は「胆石破砕機」でした。すでに三週間を経過した熱い関係でした。そのいきさつやそれに関連したもろもろの話なども書いてみました。 |
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"Humor attack approaching Japan in the form of BLACK BOOK" |
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Hans Henrik Holm 記 http://hanshenrikholm.dk/en/ |
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What Journalists Are Saying Ulla Selfort, Editor |
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“The manuscript makes cheerful and entertaining reading. The warm self-ironic tone works well. The described cases as examples of luck or bad luck with various inventions are well narrated and make exciting reading, even for laymen. It also provides an interesting insight into the life of the Danish medical world, and a contagious enthusiasm for the urge to invent something.” Marie Louise Toksvig, Journalist |
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And: Kris Holm, Mountain Unicyclist, Canada |
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Sponsors: |
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![]() DUDS |
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